サヴィルロウの買取ならアクイールにお任せください
スーツの聖地と呼ばれるサヴィルロウ。一説では「背広」という言葉は「サヴィルロウ」が語源であるという説もある程、紳士服への影響を多大に持っています。日頃スーツを着用される男性にとって、完全オーダーメイドは憧れではないでしょうか。
サヴィルロウとは?
サヴィルロウ(Savile Row)は、ロンドン中心部にあるオーダーメイドの高級紳士服店が集中する通りの名前です。1800年代から紳士服のテーラーが増え始め、イギリスの政治家ウィンストン・チャーチルやナポレオン三世、チャールズ皇太子なども通う名門ストリートで、マイケルジャクソンやカルバンクラインなどの顧客を抱える「デーヴィス・アンド・サン」や、エリザベス二世の御用達で、映画『2001年宇宙の旅』の衣装も手掛けた「ハーディ・エイミス」、貴族はもとより、日本でも皇室から吉田茂元首相、白洲次郎などが顧客でもあった歴史ある「ヘンリー・プール」など、世界的にも成功をおさめている高級テーラーが軒を並べます。日本からは、エヴィスジーンズが「サブロー」という名で店舗をかまえていたこともありました。また、007シリーズの主人公、ジェームズボンドは、サヴィルロウのスーツを愛用しているという設定になっていたり、ビートルズの設立したレコード会社があったりと、文化的影響のある地区でもあります。現在は一時の店舗移転撤退により衰退の影を落としましたが、それを回避するため「サヴィルロウビスポーク協会」が設立され、由緒ある紳士服業界の復興問題にあたっています。